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TOC on Software Development

TOCのソフトウェア開発への適用を考察するブログ。

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  • 05/05/05:54

TOCの5つのステップ。

ソフトウェア開発へのTOC適用を考え始める前に、基礎を振り返ります。

まずは基礎中の基礎。TOCの5つのステップについて。

TOCの5ステップ
1.制約条件を見つける。
2.制約条件の活用を考える。
3.制約条件に他の条件を従属させる。
4.制約条件を強化する。
5.再び制約条件を探す。

制約条件というのは、ボトルネックのこと。
まずは、一連の仕事の中で、進行を妨げているボトルネックを探すことから
はじめる。
これは、業務フローや工程表を使い、所要時間を割り出すと
見えてきます。
次に、ボトルネック自体の活用を検討します。
ボトルネックの能力を100%活用していない場合、まずはその
稼働率を上げることを考えるわけですね。
ボトルネックの活用を十分に検討したら、次は、他の諸条件を
ボトルネックのスピードにあわせます。
例えば、ボトルネックがどうやっても時間あたり100個しか加工できない機械
であるならば、それに投入する原材料は、加工量に見合った量しか
用意しないという考えです。各工程における在庫の量を減らすことに
なります。
依然としてボトルネックが変わらないようであれば、それ自体の
能力強化を検討する。これが4つ目のステップ。
これらのステップを踏みスループットを向上させると、ボトルネックが
別のところに現れることになる。
新手のボトルネックを探し、再び最初からステップを踏む。
これが、TOCの基本的な考え方の流れです。
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