忍者ブログ

TOC on Software Development

TOCのソフトウェア開発への適用を考察するブログ。

NEW ENTRY

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 05/05/06:33

CCPMでシステム開発を行う訳(1)

システム開発においては、新規にシステムを構築する場合と
既に構築されたシステムをメンテナンスされる場合とに
大きく分けることができる。
前者を新規開発、後者を保守開発と呼ぶことにする。


新規開発においては、システムを実際利用する現場への
投入をより早く求められることが多い。
開発にはスピードが要求される。
なぜならば、現場では既にそのシステムを必要と
しているからである。一日でも早く新しいシステムを
使うことによって、業務改善が進む可能性がある。


これは企業が利用する業務システムに限ったことではない。
何らかのサービスを開始するにあたって、システムを
利用する場合でも(BtoC)、いち早く、そのサービスを
開始することによって、早期に利益を得ることができるから
である。逆にいえばサービスを開始するまでは一円にも
ならない。


かくして、開発側はこのニーズに応えるために多大なる
苦労を払うことになる。
納期だけ考えていれば良いわけでもない。
当然、品質と、コストのバランスを取りつつ開発を進めなければ
ならない。


この点、新規開発にはCCPMが強力な威力を発揮する。
PR